リカーブボウ  ハンドルライザー  Topoint UNISON

 DECUT社のハンドルをこれまでにいくつか入手しましたが、レストが付属する以外、これといった付属品は皆無でしたが、このTopoint社のハンドルには韓国および欧米メーカーと同等のロゴがプリントされたハンドルケースと取扱説明書が付属します。取扱説明書は中国語のみで読めませんが、調整方法を説明した写真でおおよその意味は理解できます。KINETICのOEM元と推定されますが、製品構成は間違いなく世界水準といえると思います。

 


 オレンジ色を購入しましたが、鮮やかな発色で表面加工も滑らかであり、本当にきれいです。DECUT製のハンドルの発色が淡くくすんだ印象であったのと対照的です。手に持った感じが予想したより軽く感じたので、実際に計測してみると1129グラムでした。公式HPでは1200グラム台とされていたので、このへんが中華製品のいい加減なところです。

 付属品は、延長クリッカープレート(ネジ)、リムボルト用ヘックスレンチ2本、センター調整用ヘックスレンチ1本、センター調整ボルトロックねじスペア4本となっています。


 このUNISONには、ハンドルカラーと同系色のウッドグリップが装着されていて、その発色も見事です。Hoytも最近までオプション設定されていたようですが、最新モデルでは廃止されてしまったようなので、アピールポイントとしては大きいのではないでしょうか。

 


 センター調整方式は、デタントピンが噛み込むプレートパーツを貫通しているボルトを回転させることにより左右に動かす方式です。見た限りでは、ほぼ中心に初期設定されていて、DECUT製のように無調整で組み上げただけのものとは違う印象です。取扱説明書には、リムボルトの調整範囲は締めこんだ位置から4回転までとされているようですが、初期設定で4回転緩めた位置となっているようです。

 ロゴデザインがいまひとつあか抜けないところはありますが、加工が高品質で、各部の組み込みパーツも正確に組付けられていて、個人的にはお奨めできるハンドルだと思います。