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ストリングの長さを、どうして誰も断言しないのか。

 相変わらず、ストリング記事にこだわっています。ストリングを扱う数多くの通販では、0.5センチ刻みで希望に合わせたものを製作するとか、漠然と64、66,68インチ用としているだけで、使用に際してはツイストで調整しなさい、といったようにユーザー任せのものまで、非常にさまざまです。個人的な考えでは、ストリングの項目に記載したとおり、物理的なサイズが決まっているなら、適正なブレースハイトにするためには、必然的にある程度のストリングの長さは決まってくるはずなのに、どの販売者も曖昧です。ストリング製作時に機械で大きなテンションをかけることを特徴としたストリング製品の専業メーカーの製品もありますが、可動部の多いコンパウンド用としてならともかく、リカーブ用としてはストリング原糸の特性を弱らせてしまうことにもなりかねず、どうなのかなとも思います。ハンドメイドでは、初期の慣らしが必要になりますが、ベストマッチを見つけた時の感動は筆舌に尽くしがたい快感があります。この感動を多くのアーチャーにも味わってもらいたいと思っているのですが、どうしたらよいのかと悩む今日このごろです。