リカーブボウ  クッションプランジャー  Lovoski アルミ アーチェリー クッションプランジャ

 クッションプランジャーをAmazonで注文してみました。4月15日に注文し、6日目の21日に到着、思ったより短期間で納品されました。「Lovoski」の販売店名称が付加されていますが、中国Linyi Junxing Sports Equipment社のJX130という製品のようです。外見はドイツ製の高価な製品によく似たものになっていて、プランジャー本体のほか、スペアピストンとしてプラ製のものが2本、金属製のものが1本、スプリング2本、六角レンチ2本、小型スパナ1本が付属しています。プラ製ピストンは微妙に長さが異なりますが、金属製ピストンはもっとも長いものと同じサイズになっています。スプリングもそれぞれ異なったものとなっていて、3種のバネ圧が選べるようになっています。この構成で約1600円です。

 


 プランジャーピストンは、左端のものが組み込まれていたもの、右側の3本が付属品としてセットされていたものですが、長さの違いも微妙でこの程度で果たして意味があるのか疑問なところです。Beiter製のように、明確な長さの違いがなければ、多くのメーカー製ハンドルに合わせることもできませんし、数ミリの調整はプランジャー本体の取り付け位置の設定で十分なはずです。

 


 プランジャーのハンドル固定用カラーのデザイン以外は、ドイツ製のものと瓜二つです。カラーの厚みが大きいので、必然的に調整幅が小さくなることが想像できます。ピストンの突出はドイツ製のものより小さく、深いサイトウインドウのハンドルでは調整が困難になることも予想されます。

 


 ドイツ製のものと、内部の構成パーツ、サイズもほぼ同等で、互いに組み替えも可能でした。

 


 ドイツ製の高価なプランジャーのスペアパーツとしても使えるのではないかと考えたところですが、検証の結果、実用にならないことがわかりました。

 もっとも問題で、使い物にならない理由として、キャップダイヤルの内側が、キャップ最深部まで切削されておらず、その段差にプランジャーシリンダーの後端が衝突してしまうため、ダイヤルが3回転しか回転できず、バネ圧の変更がほとんどできない構造であったからです。

 外観のデザインだけを真似ても、内部構造の詰めが甘いようです。


 このように最大にねじ込んでも、この位置でストップしてしまいます。3回転、つまり、刻まれたネジピッチの3山分では、プランジャーダイヤルは数ミリしか前進しません。

 それに対し、ドイツ製の高価なプランジャーの同じパーツを組み替えると、ダイヤル最深部までスムーズにねじ込めることがわかります。