通称、Tゲージとも呼ばれるフィストメルゲージですが、アーチャーにとっては必需品です。初心者の方には、なぜ物差しが必要なのか理解できない方もいらっしゃると思いますが、同じ場所に矢を飛翔させるには、一定のセッティングが必要なことを体感できれば、その重要さが解ると思います。現在の弓具は、様々な部分を調整により動かすことができますが、そのセッティングが一定であることを確認するための重要な道具になるわけです。フィストメルゲージは、T型かL型かの二種類に大別できますが、これはT型タイプであり、外形はかつてのポトワトミ製とほぼ同様です。現在、いくつかのメーカーから、フィストメルゲージ製品が市販されていますが、目盛りの刻印方法の違い以外はほとんど同じデザイン、サイズになっています。


 このINFITEC製の特徴は、センチ表記とインチ表記が同じ面に刻印されていることです。多くの製品ではセンチ表記とインチ表記は表と裏に分かれていますが、これは同一面で両方の単位の表記があるため、いちいち裏返す必要もなく、なかなか便利です。

  スケールの最大値は12インチで、他のメーカー製と同様な長さになっています。これはブラックバージョンですが、ほかのカラーバージョンもあります。刻印の目盛りには白色のペイントも使われているため、Cartel製のような刻印だけのものに比較して、非常に見やすくなっています。老眼気味になると、この点が非常に重要です。



 ノッキングポイント位置の確認用目盛りは、片面にミリ単位の4、もう片面にインチ単位の1/8が刻印されていて、これは一般的なものと同様です。