アーチェリー資料室

 国内では、諸先輩の努力で古くからリカーブ関連の解説書や技術指導については比較的充実していました。これは技術面において、我が国古来の「弓道」に共通する部分が多かったことも理由のひとつであったと思います。そのため、型にはまった指導に盲従し、指導体系から外れることを許さない硬直した状況を感じてきました。しかしながら、近年、インターネット等を通じてアーチェリー関連の情報や映像を豊富に入手できるようになり、定説のように繰り返されてきた技術論が果たして正しいのか、疑問を感じることが多くなったのも事実です。

 また、コンパウンドボウ関係については、インターネット上では英文の情報があふれているにもかかわらず、日本語の解説書は絶望的に少なく、入門者は先輩たちの経験論が指導書の代わりになっていました。そうした指導方法を否定するわけではありませんが、言葉だけの伝達指導だけでは圧倒的に情報が不足するうえ、正確性も当てにならず、学ぶ側の勘違いの可能性も出てきます。かといって、インターネット上の英文を読んでそのまま理解しろというのも無理があり、日本語自動翻訳の技術も進んでいますが、アーチェリーで使用する固有名詞が特殊であることから、機械翻訳をしても素直に理解できる日本語の文章にならない難しさがあります。

 インターネット上でアーチェリー情報を検索し、気になる情報を見つけたとき、あとでもう一度読もうと思っても「404」エラーで見つからないことも頻繁にあり、サイトそのものが消えてしまうことも珍しくないので、最近では確実にダウンロードしておくようにしています。有用な情報を見つけて翻訳しても著作権の問題や、転載の制限もあり、紹介できる情報が限られてしまうのが残念なところです。必ずしも新しい情報ばかりではありませんが、公開可能な限られた範囲の中で、アーチャーの皆様の役に立つ情報を紹介していければと考えています。 


競技規則2014~2015に、2016~2017の改訂パッチを当てたものです。


 DECUT社の2018年版カタログです。表紙もなく完成版ではないようですが、いろいろ興味深い情報が見られます。


 少し古くなりますが、ストリング原糸メーカーBrowneell社の2017年版カタログです。Brownell社では毎年こうしたカタログを作成していますが、ライバルのBCY社ではカラー見本カタログ以外は、とくに製品ラインアップをまとめたカタログというものは見当たりません。ですが、アーチェリー専門雑誌の中刷り広告には頻繁に出稿しているようなので、カタログ配布よりも、雑誌広告のほうが効果的と考えているからかもしれません。


 中国製アーチェリー用品の購入価格の目安となるカタログの第一弾を作成してみました。為替次第ではこれよりも安価に購入できる可能性もありますが、興味があればご覧ください。面白い商品が販売されれば、カタログに追加していこうと考えています。


 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(Japanese Para-Sports Association)が作成した障がい者アーチェリーの競技ガイドです。2020TOKYOオリンピックに合わせてパラリンピックも開催される予定となっていますが、健常者とは異なる競技ルールを理解し、皆さまからもたくさんの応援をお願いします。


 2011年11月、ロンドンで開催されたWAコーチ・セミナーでEASTONのテクニカルアドバイザー、ジョージ・テクミチョフが講習会の資料として使用したものです。

オーストラリア-アーチェリー協会発行

「EQUIPMENT SET UP COMPOUND BOW」