リカーブ用ストリングの試験販売をしていますが、製作になかなか時間が取れず、各種原糸、サービングが山積みのまま、製品ストックを増やせない状況です。そんな状態ではありますが、既製市販品のストリングではどうしても満足できない方のために、希望する長さ、原糸材質(在庫原糸限定)でストリングを製作いたします。おおむね1週間以内お届けできると思いますので、希望される方はご連絡をください。価格は1,200円程度を予定しています。

 アーチェリーのチューニングには、ティラーハイトやティラーバランス、ノッキングポイント、プランジャー調整などさまざまな要素がありますが、ストリングそのものの変更がもっとも劇的な変化をもたらすということが忘れられているような気がします。ストリング原糸は、廃番になったものも含めて数多くの種類があるのに、ストリングの完成品として市販されているものは原糸素材の種類も限られてしまいます。

 最新の原糸素材に魅力を感じても、ストリングの完成品として市販されていなければ、一般的な原糸素材のストリングを使用するしかありません。自分のフィーリングにあったストリングがほかにあるのを知らずに過ごしてしまうのは、もったいないと思いませんか。

 ストリング原糸素材は、現在ではダイニーマ系が主流ですが、原糸の製作方法、改良型ダイニーマ繊維の使用、別種繊維とのブレンドなどにより、感触はさまざまに変化します。大きな変化もあれば、気をつけなければ気づかない小さな変化もあります。いろんなストリングを使用してみて、ぜひその違いを体験してみてください。探していた感触がそこにあるかもしれません。


大昔の知識を引きずるのはやめにしませんか。

 最近、インターネットでアーチェリー関連の情報を検索していると、気になる発言が引っかかってきます。 それは、ストリングのストランド数(ストリングを構成する原糸の本数)についてです。

 かつて、ストリングを自作する材料が「ダクロン」しかなかった時代には、自作の楽しみはいろいろなストリングカラーを自慢することでした。その時代では、たしかに弱い弓には少ないストランドのストリングを、強い弓には多いストランドのストリングを使用するという原則は厳然として存在していましたし、少ないストランドのストリングは矢速は向上してもグルーピングに劣る、多いストランドのストリングはグルーピングが向上しても矢速が劣るためサイトが下がる、という原則も一般的に認識されていたと記憶しています。当時は、使用する矢も重いアルミでしたから、サイトが下がることは大きな問題でした。そこで、強引に少ないストランドのストリングを長距離用として使用していたアーチャーも実際にいました。弓の強さに見合わないダクロン製の細いストリングを使用した場合に結果がどうなるのか想像できますか。そうです、破断です、切れてしまうんです。

 時代は変わり、ファストフライトに代表されるHMPE(高密度ポリエチレン繊維)がアーチェリー用ストリングに採用されて以降、出来の悪いストリングは別として、使用中の破断事例はほとんど聞かなくなっているはずです。原料繊維の性能が飛躍的に向上したことにより、ストランド数の目安は、使用するサービングの太さとあわせた適切なノックフィット(ノックと嚙み合う固さ)にすることです。原糸メーカーは、各種ストリング原糸について大まかなストランド数を示してはいますが、対象が大柄な欧米人であることを忘れないでください。これらの方々は、アローシャフトの長さもさることながら使用するリムもミディアム以上であり、ほとんどの日本人が使用する短いアローシャフト、ショートリムのことなんか考えていないんです。ですから、原糸メーカーが示すストランド数の基準についても、個人的にはマイナス2本が適切だと考えています。ストリングのストランド数は、ノックサイズに合わせれば良いのです。

 「気になる」こととは、いまだに弓の強さに合わせてストランド数を増減すると信じている指導者がかなり存在するのではないかということです。近年のストリング原糸の原料となるHMPEは現在でも改良が続き、ますます強靭になっています。不可逆な伸びであるクリープを限りなくゼロに近づけて安定させ、弾性率を向上することが改良の方向のようですが、いずれにせよ不要に太いストリングの使用は、改良したストリングの性能を限りなく無駄にすることであることを忘れないでください。

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為替変動のタイミングが難しいですね。

 アマゾンで販売されているアーチェリー用品は、そのほとんどが中国か東南アジアから出荷されるているようで、お気づきになられた方もいると思いますが、同じ製品でも時間がたつと価格が変動します。為替レートの変動がその理由であることは容易に想像できますが、実際のドル円レートの変動と必ずしも一致せず、ワンテンポ遅れたタイミングで価格が変化するようです。一度購入したことがある製品を、再度購入しようと思って価格を調べると、その値上がりにびっくりすることがあります。最近、円高の傾向になっているようなので、今後の価格変動に期待したいところです。

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MADE IN CHINAのHMPEストリング原糸

 アマゾン販売のアーチェリー用品にも、ときたま新製品として新たな商品が追加されることがあります。そんな中ですこし気になったのが、当HPでもオンライン販売をしているストリング材料です。ものは試しという感じでストリング原糸を1本注文してみました。大手メーカーのストリング原糸は、1ポンド、1/4ポンド、1/8ポンドといった規格で、原糸を重量目安で販売していますが、これは「約361フィート/ 110メートル」といった単位で、長さ売りのものでした。材質についても1600ポリエチレン繊維という表現ですが、これは開発元から認可されたメーカーでのみダイニーマの名称を使うことが許可されるためで、納得できるところです。110メートルということですが、ストリング4本の製作が限界で、64インチ用のストリングでも、たぶん5本目は無理だと思います。ストリングの製作をこれから始める方の練習用にはいいかもしれませんね。

 実際にストリングを製作してみた感触では、BCYのDynaFlight97とほぼ同等と感じられるもので、原糸の太さはやや太め、14本ストランドでリカーブSノックサイズのストリングができました。実射の感覚でも何ら問題は感じられず安定性も抜群であり、これは安物どころかむしろお買い得品といえるかもしれません。

 

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デジタルスケールが売り切れ?

 Amazonで販売されていたデジタルスケールを少し前に紹介しましたが、その時点ではアーチェリー用市販品が4000~5000円程度していたのに対し、1000円以下と激安価格でした。最近、Amazonをあらためて確認してみると、安価に販売されていたその製品はすべて姿を消し、同じ製品でも5000円以上で販売されているもののみ残っているようです。ヤフオクにそのスケールが大量に出品されていたのにも気づきましたが、誰かが転売で儲けようとしたのでしょうか。

 他メーカー製の同様に安価なデジタルスケールもあるようですが、こちらは数秒間重量を安定させないと数値が固定できず、コンパウンドのピークポンドを計測することはできないようなので、紹介はしていません。

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Amazon販売のアーチェリー用品を調べてみました。

 Amazonの通信販売は、わざわざショッピングに出かけなくても、ほとんどなんでも揃えられるのでよく利用しています。そんなわけで、アーチェリー用品を調べてみるとなかなか面白い商品も販売されていることが分かります。ほとんどがハンティング向けやおもちゃレベルの役に立たないジャンク品なのですが、なかには使えそうなものが驚くような安価で販売されていることもあります。コンパウンド用ピープを購入してみましたが、品質も良好であり、Amazonを仲介した販売なので支払いでの不安もありませんでした。ただし、品物の到着まで2週間程度は覚悟する必要がありそうです。実用的なものをピックアップしてみましたので、目的に合えば利用してみてはいかがでしょうか。

 有名アーチェリーメーカーの商品等もラインアップされているようですが、並行輸入品らしく、一般的なプロショップの販売価格よりもかなり高価な値付けになっていますので、手を出さないほうが賢明です。

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